映画「うまれる」 (2010.12.29)
2010年 12月 29日
娘ちゃんが冬休みになってから、毎日ま~ったりと3人で過ごしています。
楽しいのは公園!娘ちゃんと息子ちゃん、とっても仲良しで、滑り台すべったり、ブランコ乗ったり、
一緒に砂遊びもしています。
息子ちゃん、砂遊びが一番楽しそう。手から落ちる砂をさらさら~さらさら~とやっています。
さてさて、この年末の忙しい中、映画「うまれる」を娘ちゃんと見てきました。
もちろん9ヶ月の息子ちゃん連れです。
どうしても見たくて、勇気を出して赤ちゃん連れで行って来ました!
映画、よかったです。いっぱい泣きました。
予定日にお腹で亡くなっていた赤ちゃんや、
18トリソミーで生まれ、いつ空に還るかわからない赤ちゃん、
不妊症を受け入れた女性、
そして自然に生まれるということ・・・
いろんなうまれるがそこにありました。
娘ちゃんには少し難しいかなと思ったのですが、そのまま受け止めていたようで。
終わってからどうだった?って聞いたら、
「私、全部知ってるし!」と答えました。
そうだね、
あなたは知っている。
息子ちゃんがこの世にこの家で迎え入れられた、あの瞬間。
すくすく育っているこの今。
13週で赤ちゃんを空に還した、あの記憶。
願って願って赤ちゃんを待っていた、長い時間。
この世に生まれてくることがどれほど奇跡なんだっていうことも、
いのちの儚さも、いのちの尊さも。
そして、
「お母さん、わたしな、ひとつ後悔してることあるねん。
あのな、あの時、そらちゃんを焼きにいくとき、もう一回抱っこする?ってお母さん聞いたやん?
あの時、そらちゃんもう一度抱きしめたらよかった・・・」と。
そらちゃんが私たちの家に生まれてきてくれた、そして空に還った、
そのことの意味、いろんなメッセージくれた。改めてこの映画を見て思った。
ありがとう。
自分が何のために生まれてきたのか、それはいのちの灯が消えるときわかるのかもしれない。
自分も、そしてまわりのひとも。
映画「うまれる」1月3日までです。よかったら見に行ってみてください。
赤ちゃん連れで映画館に行くのは、とても緊張しましたが、計画は緻密にしてゆきました。
なるだけぐずられたくないので、午前中は公園で直前までめいいっぱい遊び、そして家に帰って、おっぱいいっぱい飲んでもらって出発。
座席は一番後ろの通路側。いつでも出れるように。
しばらく抱っこでゆらゆらしていたら寝てくれました。映画終わるころに起きて。賢い息子ちゃん。
娘ちゃんと二人で映画見ながら何回も笑いあった。貴重な映画鑑賞でした。
****************
子どもちゃん同伴タイムを設けていただけませんか?と
また京都シネマへお願いの声を届けたのですが、
難しいとの回答でした。上のものにも伝えて協議した結果とおっしゃってました。
いろんなハード面でのことがあるのかな?
残念。
京都シネマでの河瀬直美監督の「玄牝(げんぴん)」は1月8日公開です。河瀬直美さんが1月8日(土)13時50分上映終了後舞台挨拶されるそうです。
「玄牝(げんぴん)」エンドロールでかなり泣きました。私は試写会ですでに見せていただいたのです。
河瀬直美さんからどんなお話が聞けるか楽しみですね。
ただ単にお産の映画ではなく、ひとが生きる、老いる、いのちが巡る、
心の深いところにジーンとくる映画です。
英国式ベビーマッサージクラス・マタニティクラスはBondurBaby♪