ザ・京都の桜(2012.4.14)
2012年 04月 14日
あでやかに咲いているピンクの桜を見上げる余裕もなく、必死に働いた11年間。
むしろ、桜が咲いていることが恨めしいくらい、4月は特に忙しく、帰りは夜遅く、自然の季節の移り変わりにも目をとめる暇もなく働きずめの毎日だったような気がします。
会社を辞めてから、京都の桜を1シーズン、1シーズンゆっくり愛でる時間が少しできました。
四季の変化にもちゃんと目を向けて、心で感じ取れるようになり、そうやって全身で感じること、大切だなあと感じています。
それが少しの時間であっても、桜を見上げる時間は、ひとに優しさと豊かさをじんわりとプレゼントしてくれるような気がしています。
だから、子育て中のお母さんともお花見をしたいと思っていました。
ひとりで見るより、こんなに美しく咲き誇った桜は、誰かと共有したい、そう強く思います。
今年は、東寺の桜を見に行きました。どこも満開です。
夜は、近所の二条城の桜を。こちらもソメイヨシノは満開ということで。
こちらのライトアップは15日まで。足元が砂利なので、ベビーカーでは行きづらいです。
こちらは毎年家族で行くお楽しみの場所です。
今年は息子も歩いて連れてゆきました。走りまわるも、なんだか暗い中にライトがふんわり光るので
「コワイー。コワイノー。」と言っていました。
まだ京都の北のほうかこれから桜が十分に楽しめますね。
何だか今年はゆっくり楽しめているような気がします。ぱっと咲いてぱっと散る桜。
花を咲かせて、そして自分の一年が終わるなんて、なんて潔いのだろうと思ってしまいます。
儚きいのちの中には、ドラマがいっぱいですね。
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