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帝王切開のお茶会(2012.9.30)

青く空が澄んだ美しい日。
京都駅近くで催された会。
”帝王切開のお茶会”に参加させていただきました。

帝王切開を経験された方からのお産の振り返り。
経験者だからこそ、共感できること、あるだろうなと思います。
あの時のお産を思い出すと、溢れて溢れて止まらない涙。

帝王切開を経験したお母さんから語られる心の奥底の言葉たち。

楽しみにしていた陣痛。
誰しも自然に産めると思っていたの。
助産所で産めると思っていた。
怖くて怖くてたまらなかった。
赤ちゃんの命を守りたかった。


お母さんは赤ちゃんを守る為、自身のいのちを守る為、
いのちの窓を自らの体に刻み、赤ちゃんを産んだ。


帝王切開のお産を振り返るとき、
こみあげてくる気持ちと涙と嗚咽とでことばにならない・・・
そんな想いをずっと抱えてこられたんだなと思い、
胸の奥が締め付けられる思いがしました。

大切にされてほしい。お産と女性のこころ。

大切にしてゆきたい。


産後の想いは、ゆっくり受け止めてもらえる場が必要。そして自分の言葉でぽつりぽつり語り、
受け止めてもらって、やっと次に進める。
気持ちをおきざりにしたまま、育児へ向かうには辛すぎる。
帝王切開のお母さんは特にいたわり寄り添い大切に包んでもらえたらと思います。
お産の振り返りはとっても大切だなと思います。



本当は会がはじまる直前まで参加を迷っていました。
帝王切開当事者でない私がその場にいて、参加されているお母さんたちの心をかき乱さないだろうか。
言いたいことが言えなくならないだろうか。

快く会の参加を承諾してくださったわははの会の松本さん。出会いをありがとう。
出会えたお母さんたち、ありがとう。


帝王切開率が最近特に増えてきているなと感じています。
何ができるのか・・・深き学びの日でした。魂にぐっと刻みました。

帝王切開のお茶会(2012.9.30)_b0080027_8265212.jpg

by bondurbaby | 2012-09-30 08:26 | 妊娠、お産 | Comments(0)

京都市中京区・伏見区でお産の準備クラス・ベビーマッサージクラスを開いています。ピーターウォーカー直伝クラスの様子、大好きな絵本、自然なお産、アロマ、ハーブ、カラダと向き合うことを綴っています。


by bondurbaby
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