先日、あゆみ助産院のクラスが始まる前に、1階で卒乳の手当てを助産婦左古さんに受けて、終わった足で2階にあがってきてくださったお母さんがいました。
みっちさん、卒乳したんです。
そうちょっと寂しそうに、そして後ろ髪ひかれる感じ?で報告してくれたKさん。
お久しぶりにお会いできてうれしかったですし、その報告をしにわざわざいらしてくれて、ほんとにありがとう、そう思いました。
卒乳ってね、子どもちゃんたちも頑張るし、ぐっとお兄ちゃんお姉ちゃんになる儀式なんですけれど、母もまたすごく揺れたりします。
心もものすごく揺れるし、そして体ももちろん反応するし。
そのお互い切ない想いが交錯してね、ほんと第二の出産みたいな感じ。
女性ホルモンもがらっと変化するので、私の場合は、もう泣けて泣けて。
ちょうど息子が2歳半のときに卒乳したのですが、そのときにこの「八日目の蝉」がテレビでやっていて、この映画を見てボロボロないた記憶があります。
この映画、誘拐犯の女性が誘拐した女の子を大事に育てるのですが、それがほんとの愛情のようでいて、母性に溢れているなと、心をぎゅっとわしづかみにされるそんな映画です。
もちろん、誘拐したことは許されるべきことではないのですが、そのひとの心の心情があらわになっているところがなんとも泣けて。
最後に子どもを帰すのですが、そのときに誘拐犯の女性が言うひとことが、全てで。
子を思う母の想い。それは間違った形かもしれないのだけれど、胸に突き刺さる一言でした。
Kさん、きっと心も揺れに揺れると思いますが、心のままに、そしてよう頑張ったね~。
子どもと母はおっぱいの絆が終わっても、また新しい絆がこれから始まるので、大丈夫。
おめでとう。
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00460/v12257/v1000000000000000609/
■内容・ストーリー今日まで母親だと思っていた人は、自分を誘拐した犯人だった。21年前に起こったある誘拐事件―。不実な男を愛し、子を宿すが、母となることが叶わない絶望の中で、男と妻の間に生まれた赤ん坊を連れ去った女、野々宮希和子と、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた女、秋山恵理菜。実の両親の元に戻っても、「ふつう」の生活は望めず、心を閉ざしたまま成長した恵理菜は、ある日自分が妊娠していることに気づく。
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