なぜアロマで虫除けか? (2007.6.27)
2007年 06月 27日
では市販の虫除けに何が入っているかご存知ですか?市販の虫除けにはディートと呼ばれる化学薬剤が入っているのが大半です。ディートは、ついては単体で使用した場合の毒性のほか、他の農薬成分との結合により神経障害を引き起こす可能性も指摘されています。
日本の厚生労働省がディート(正式名:ジエチルトルアミド)の危険性を指摘し、業界に指導しています。以前は危険性はないとされていましたが、最近の再評価によりWHO(世界保健機関)をはじめアメリカ、カナダ、イギリス、EUなどで毒性・危険性が指摘されています。
厚生労働省からも
ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について
という指針が出ています。
また、厚生労働省の『検討結果の概要』には過去に薬事法に基づく副作用報告がないことなどが挙げられ、「現時点では販売停止等の措置を講ずるだけの科学的根拠はない」とされていますが、同時に商品へ用法・用量に関連する注意について下記の記載を求めています。
■ 漫然な使用を避け、蚊、ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用すること。
■ 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・ 6か月未満の乳児には使用しないこと。
・ 6か月以上2歳未満は、1日1回
・ 2歳以上12歳未満は、1日1~3回
■ 目に入ったり、飲んだり、なめたり、吸い込んだりすることがないようにし、塗布した手で目をこすらないこと。万一目に入った場合には、すぐに大量の水又はぬるま湯でよく洗い流すこと。また、具合が悪くなる等の症状が現れた場合には、直ちに、本剤にエタノールとディートが含まれていることを医師に告げて診療を受けること。
それからメーカ・販売業者に対して製品についての定期的な報告も求めています。
私の子どもは保育園に通っていて、周りに自然がたくさんあるのですが、夏はものすごく蚊が多いのです。毎朝、虫除けをふって登園させていましたので、安全な虫除けがないかと思って、このアロマオイル(ハーブで抽出したエッセンシャルオイル)の忌避作用で作る虫除けを使うようになりました。みなさんの赤ちゃん、お子さんも安全なものを選んであげられますように。少し知っていただきたくて、ちょっぴり真剣なブログを書きました。
BondurBabyでは自然育児のお手伝いこんなワークショップもしています。興味をもたれた方は、いつでもメールください~!
kuma02n11m06k@r4.dion.ne.jp
なんで子供に使うものにこんな薬品をいれるの?って疑問です。
そりゃ虫は寄ってこないかもしれないけど。
危険性をうたわずに販売されてますしね。
公園で会うママに「虫よけ、手づくりなんですよ。」って言ったら
すごーくびっくりされました。アロマオイル=虫よけって思いつかなかった!って。
次のワークショップもたのしみにしておりますぞえ~。
次のワークショップ、やりますえ~。いつも告知が遅くてごめんなさいね。