徳島の熱い会 (2007.10.9)
2007年 10月 09日
お友達助産師のnorikoさんが誘ってくださって。テーマがとっても興味があったんです。
“助産師の自律・母親の自律を目指して~共にはぐくみ、はぐくまれ~”
助産師さんって、ほんとに人生の伴走者だなと思うのです。妊婦さんの心のケアから、お産、産後のサポート、赤ちゃんの育児相談、いのちの大切さを伝えたり、女性の更年期までそのお仕事の幅広いこと。それゆえに、助産師が自律して、責任あるいい仕事をしてゆきましょう!そんな気概がムンムン感じられる会でした。シンポジウムでは、産科医の先生、開業助産師さん、勤務助産師さん、そして親の立場から意見が出されました。
親の立場で発表された方は、のっけから泣いておられました。自分の出産体験を思うと辛くて涙が出てくる、そんなお産の体験を持っておられました。徳島の南の地域では、産科医不足で陣痛促進剤を使った人工的出産を勧められるということが、あるようです。
過去にこんな記事が。
ベルトコンベアーにのった事務的なお産、自分が大切にされないお産を経験して、生まれた赤ちゃんに果たして、愛情を持って大切に育てられるのでしょうか?そんなことを投げかけておられるような気がしました。
お産について何も知らなかった自分の愚かさ、主体的に選べなかったお産、それが彼女を変えたんでしょう。同じ気持ちで聞いていました。○○さんと呼べる助産師さんが自分にいると、とっても安心です。助産師さんはいつの世の中も必要です。助産師さんの存在を知っていたなら、お産のことを出産前にもっと考えていたなら、自分の助産師さんを見つけられていたなら、お産で傷つかなかったかもしれないし、傷ついたこころも早くに救われていたのかもしれません。
お産は女性にとって、生き方そのものなんです。産まされるんじゃなくて、お腹の赤ちゃんとともに育みあって、お産してほしい。泣いてる彼女、何年か前の私みたいでした。
助産師さんは大切です。私も応援していきたい、再度思いました。
そして、母になる人も、少しづつ気づいていって欲しいです。大切なこと。
私は2度目のお産の時にいい看護婦さんに付き添ってもらいました。
彼女は本当に素晴らしい人でした。でも、私自身も自分で頑張ったというか
子供が自分の力で生まれてきたと感じられましたから、
妊娠出産を通して妊婦さんに関わる人は黒子である事が大切だと思ってます。
私の時についてくれた看護婦さんも私を影で支えてくれました。
彼女がいなくても産めたと思いますが、影で支えてくれた彼女の存在は本当にありがたかった。
私はクラスに来てくれる妊婦さんには
いつでも主役は赤ちゃんとママである自立したお産をしてほしいな~と思っています。
私自身もそういうサポートをしていきたいです。