ほんもののお産 (2008.10.8)
2008年 10月 08日
去年の夏に訪れてから、2度目の訪問。
吉村医院は、世界でもまれな、自然分娩を追及している産科の病院。先生はひとり。
赤ちゃんが優しく産まれることを大切に見守ってくれる、そして医療介入はしない、ここには自然な、真実のお産がある。
吉村医院の裏手の古屋で、
妊婦さんたちは、自然に産めるカラダづくりをする。薪割り、井戸の水汲み、ぬかで扉や竹の床を拭いたり・・・いきいきとそこにカラダを動かしている妊婦さんの姿がある。
どんどん動いて、生命力を高める、お腹の中の赤ちゃんもそんなお母さんの気持ちを受け、はつらつとお腹の中で生きてる。
食事もとっても大切。食べたものが明日の自分のカラダをつくり、赤ちゃんをつくる。
みんなで囲炉裏を囲んで食べるご飯、妊婦さんのココロにたまった不安も打ち明ける場になる。
妊婦さんたち、とってもいい笑顔、そしてオンナが輝いている。
私は、妊婦さんと話すと、いつも思う。
お産って人生が詰まってる。そのひとの生きざまや、家族、夫婦の仲、自分の親との関係、
たくさんのものが溢れんばかりにいいこともよくないことも、
ぎゅっと詰まってる。
だから、吉村先生のように、産科には、人間味あふれる先生が、妊婦さんに熱いココロを持って、語りかけてくれる、本音でぶつかってくれる、そんな先生が必要なんだと思う。
科学的根拠に照らし合わせて、症例を診る、それが医者かもしれないけれど、
ここは、人間のいのちが生まれる場所。
そんな熱い心があっていいのではないかなと思う。
ときどき、吉村節を聞きたくなる。
「おんなは素晴らしい!おんなにゃかなわん!」
おんなに生まれて、よかった。そう思える。
「幸せなお産」が日本を変える
吉村先生の想いだ。
英国式ベビーマッサージクラス・マタニティクラスはBondurBaby♪