真実の詩 (2009.3.3)
2009年 03月 03日
節目節目で、小さく産まれた娘は大きく健やかに育ってくれたなと思うのです。
そして、娘の誕生から、また違った私の人生があり、生かされているのだなと、思います。
心に触れた詩を書いてみます。
「あなたの子どもは」
カーリル・ギブラン (霜田静志訳)
あなたの子どもはあなたの子どもではない。
子どもは「生命」の渇望からの子どもである。
子どもはあなたを通ってくる。
しかしあなたからではない。
子どもはあなたと共にある。
しかし子どもはあなたのものではない。
あなたは子どもに愛を与えることができる。
しかし考えを与えることはできない。
子どもは自分の考えをもっているのだから。
あなたは子どもの身体を動かしてやれる。
しかし子どもの心は動かせない。
子どもは明日の家に生きている。
あなたはそれを訪ねることも、夢見ることもできない。
あなたは子どもを好くようになれるであろう。
けれども子どもがあなたを好くようにならせようとはしなさるな。
人生は後に退き昨日にとどまるものではないのだから。
あなたは弓である。
そしてあなたの子どもらは
生きた矢としてあなたの手から放たれる。
弓ひくあなたの手にこそ喜びあれと。
去年女神山でお会いした方が、
この詩の存在を教えてくださった。
この詩を読むたび、お産のことを想う。
宇宙の摂理がお産をしているのだと。女の人は、ただ神からのいのちを授かり、そのいのちをただ通す神秘の筒なのだと。
この詩を読むたび、子育てのことを想う。
あなたの赤ちゃんは、あなたの所有物ではない。そこにはいつもしっかりした意思があるのだから、赤ちゃんの魂に触れて、親は育てられているのだと。
いつもニュートラルな感覚をもらえる、詩。
いつもこころにある詩。
英国式ベビーマッサージクラス・マタニティクラスはBondurBaby♪