生き方の変化 オリンピックから (2008.8.17)
2008年 08月 17日
高揚する気持ちを抑え、冷静に、正確に
からだ中の神経をとがらせ
そして静かにイメージする
思い描いた動きをすること
そのことだけに集中する
風とともに駆け抜ける感覚を得た瞬間、
それが最高のレース
56年振りに日本人女性が陸上競技の100Mでオリンピック出場を果たした。
それはものすごい快挙。
結果は2次予選に行けなかったけれど。
オリンピックを少しは夢見た時期もあったな。そんなときもあったっけ。
福島千里選手の頑張りは、また日本人陸上短距離選手のレベルアップは、ここ10年間で計り知れないものがある。
ただ、オリンピックに関しては、出場できたことより、国民の目は、メダルの数に視線が注がれる。そう、プロセスではなくて、結果がすべての世界。
メダルを取れなかったら、その頑張りのプロセスは報われない。すべては結果。
とても厳しい世界。
私も陸上競技をしていたときは、そう結果だけだったな。
だから、厳しい練習も乗り越え、自分自身にも勝てたとき、
格別の嬉しさがこみあげてきた。
まだ、競技を退いても、努力すれば、必ず叶う、そう信じていた。
けれど、
自然というものを目の前にしたとき、それは違った。
お産は自然の営み。
どう努力しても、思い描いたものにならないときもある。
でも、妊娠中から体を整えたり、赤ちゃんを感じたり、
お医者さんや助産師さんと信頼関係を結んだり、
食べ物に気をつけたりして、自分の体と向き合う、
そうそのプロセスがとても大切だということを
知った。
明らかに、女性性として生きること、
それが妊娠して、感じたことだった。
お産、それは自然なこと。
そして、人間は自然界の一部。
ならば、その生まれ持って与えられたもてる力を発揮できるように、
感じながら生きることが大切なのかもしれない。
いま生かされているいのちを、いまある自分を、
感謝して、決して奢らず、
ただ、お腹の中に宿るいのちを感じながら、
育む、かかわる、結ぶ、
プロセス。
お産は、結果ではない。それは自然を感じることで、
きっとすべてが意味のあることなんだと思う。
私の生き方は、常に変化し、でも少しづつだけれど、
面白い方向へ行ってる気がする。
いつも失敗してわかる、こんな私だけれど、だから、み~んなに伝えたい。
妊娠、出産という自然を前にして、
あなたにできることを、少しづつしてゆければいい。
その過程を大切に、妊娠期間をあるがままに楽しんでほしいな。
すべては経験でしか伝えられない。
だから響くよ、みっちちゃんの言葉!!!
これからも自然と共に、今を生きましょう♪
ただ、経験して何でも感じることが多く、何やろね、それが原動力になっているんやわ。miyuさんもいろんなことが重なり、また自然を感じているのだろうね。そう、過去からいのちをつないできたいまを大いに生きましょう!お誕生日おめでとう!