二つの死産 (2008.10.16)
2008年 10月 17日
妊婦さんのお腹のいのちの鼓動がなくなってしまったと。
そして先日お産になったと。
お産された彼女が、悲しみの淵にいて、助けてあげたい。だからみっちさんの連絡先をその妊婦さんに伝えてもいいか?というメールでした。
メールをくれた助産師さんは、私が、自分の赤ちゃんを死産した翌月に、お産の会で出会ったのです。
そして、そのとき何故か私は初対面の彼女と自分の赤ちゃんの話しをしました。
私の話しをそっと聞いてくれ、そして彼女は辛かったね・・・と言って、
ハグしてくれました。
暖かく、とても嬉しかった。
その助産師さんとは、それからお互い連絡を取り合う仲になっていました。
死産は、のたうちまわるくらい、辛いもので、この世のものとも思えない悲しみが襲ってきました。
でも、人間はいつしか越えてゆけるものなんですね。
越えてゆけるなんてものではないかもしれません、共存といったほうがいいのかな。
泣いて、泣いて、たくさん泣いて、
そしてたくさんの人に、支えられて、その感情からまた学んだことがありました。
私の経験が、誰かの役に立てたら、なんて偽善的なことは思いません。
でも、あのときに感じた私のこころが、
誰かの悲しみの傍にいさせてもらえるなら、
私は、静かに、ゆっくり、そのお母さんの気持ちを聞かせてもらおうと思います。
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